2発端は僕の本業ではない金の為のカストリ記事の仕事の取材から始まる。いいネタが無いかなと妻がいれたお茶を楽しむ僕の耳にラジオからある残虐非道な事件の話が届いた。
○○の残虐非道な死体がランダムに決まった区域内で犯人にお披露目されているというのだ。鳥獣を虐待する事は犯罪ですとラジオは言うが、それは被害者が人間ではない為に、大正の警察が本腰をいれて捜査していないのだが、平和の象徴のソレを人がよく通る歩道に放置する重罪(器物破損と他だけなんて僕の正義)が許せなかった。だから僕は土鳩バラバラ殺人事件の記事を書こうと想った。一緒にお茶をしていた、くされ縁のちゅう秋は「君は本当に」と、はあとため息をこぼすのだが。