13「またね」と笑いあって照れる僕と彼女は反対の方向の家路についた。僕は昨日よりも清楚なそして艶然とした彼女に動悸がはやるのを知った。
次会える時には取材をしなくてはならないからこそ、今の秘密を共有した仲間の様な関係を無くすのは惜しいと想った。