ため息をついてパソコンをいじっていると、麻美からメールが来た。
『どうだった?面接?いけそう?』
あたしは能天気な麻美に舌打ちをした。
氷メガネがまだ内務次長のままでいると、麻美は知っていたはずなのに。
なぜそれをあたしに教えてくれなかったのか。
知っていればそもそも面接など受けには来ていないのに。
あたしは思い出したくもない、氷メガネとやり合った過去の出来事を思い出していた。
ハローワークを出て車に戻り麻美に電話をかける。
『尚美?お疲れ~』
コイツも美晴と同じくハイテンションだった。
「お疲れじゃないよ。アンタ、知ってたんでしょ。なんで教えてくれなかったのよ!」
『何が?何の事?』
「とぼけんなって。アイツよ。氷メガネ。まだアイツが内務次長やってるなんてあたし知らなかったんだから」
『あれ、もしかして、今日の面接にいたの?内務次長?』
「事務の面接だからいるに決まってんでしょ。支社長とアイツの二人が面接官だった」
『そっか…。で、どうだったの?面接は?』
「うん…。支社長はね、感じのいい人で、すごく話しやすかったんだけど。
でもなんせ、アイツがいるからね。多分ダメだと思う」
すると麻美はあたしを慰めてくれるどころか、まさかの発言をした。
『どうだった?面接?いけそう?』
あたしは能天気な麻美に舌打ちをした。
氷メガネがまだ内務次長のままでいると、麻美は知っていたはずなのに。
なぜそれをあたしに教えてくれなかったのか。
知っていればそもそも面接など受けには来ていないのに。
あたしは思い出したくもない、氷メガネとやり合った過去の出来事を思い出していた。
ハローワークを出て車に戻り麻美に電話をかける。
『尚美?お疲れ~』
コイツも美晴と同じくハイテンションだった。
「お疲れじゃないよ。アンタ、知ってたんでしょ。なんで教えてくれなかったのよ!」
『何が?何の事?』
「とぼけんなって。アイツよ。氷メガネ。まだアイツが内務次長やってるなんてあたし知らなかったんだから」
『あれ、もしかして、今日の面接にいたの?内務次長?』
「事務の面接だからいるに決まってんでしょ。支社長とアイツの二人が面接官だった」
『そっか…。で、どうだったの?面接は?』
「うん…。支社長はね、感じのいい人で、すごく話しやすかったんだけど。
でもなんせ、アイツがいるからね。多分ダメだと思う」
すると麻美はあたしを慰めてくれるどころか、まさかの発言をした。