「あれ?でも、尚美さん、吸いたかったわりにはまだ一本ですか?」
突然祐実に聞かれたあたしはどう答えていいのか、一瞬迷った。
「あ…そうなんだよね…。あんまり長時間吸ってなかったからさ、一本吸ったらちょっとフラついちゃって…」
あたしの答えにみんなは特に疑問を持たなかったようでホッとする。
それからは持ち帰った問題を手にみんなで答え合わせをしてみると、なんとか全員合格点に達していそうだった。
安心してお腹が空いたと言う富美子が甘いモノを注文すると、それにつられてみんなもケーキやらアイスクリームを注文しだす。
「尚美ちゃんは?何も頼まないの?」
富美子に聞かれたあたしは、メニューをもう一度見てみる。
「そうだね…。これといって食べたいものが…」
言いかけた時、パフェの写真が載っているページに差し掛かった。
必然的にアイツの事を思い出した…。
アイツの嬉しそうな顔がよぎって、思わずニヤついてしまった。
「尚美ちゃん、どうしたの?思い出し笑いなんかして」
恭子に指摘されたあたしは、笑っていた顔を引き締めなおす。
「あ、あたしこれにするわ」
突然祐実に聞かれたあたしはどう答えていいのか、一瞬迷った。
「あ…そうなんだよね…。あんまり長時間吸ってなかったからさ、一本吸ったらちょっとフラついちゃって…」
あたしの答えにみんなは特に疑問を持たなかったようでホッとする。
それからは持ち帰った問題を手にみんなで答え合わせをしてみると、なんとか全員合格点に達していそうだった。
安心してお腹が空いたと言う富美子が甘いモノを注文すると、それにつられてみんなもケーキやらアイスクリームを注文しだす。
「尚美ちゃんは?何も頼まないの?」
富美子に聞かれたあたしは、メニューをもう一度見てみる。
「そうだね…。これといって食べたいものが…」
言いかけた時、パフェの写真が載っているページに差し掛かった。
必然的にアイツの事を思い出した…。
アイツの嬉しそうな顔がよぎって、思わずニヤついてしまった。
「尚美ちゃん、どうしたの?思い出し笑いなんかして」
恭子に指摘されたあたしは、笑っていた顔を引き締めなおす。
「あ、あたしこれにするわ」