「アンタ、いい加減にしなさいよ!!なんだってそこまで束縛するわけ!?どんな服着ようがあたしの勝手でしょーが!!」
『んだと!?じゃあなにか?お前は俺以外の男に露な姿を見られてもいーんだな!?あーそーかよ、そーかよ、勝手にしろっ!!』
露な姿って…
そんなカッコするなんて一言も言ってないじゃないよ!
「アンタね、あたしがそんなに常識はずれな女だと思ってんの!?TPOぐらいわかってるから!」
そして大人げない理不尽な理由で怒り続けた敏生は、これまた大人げなく一方的に電話を終了させた。
あたしは当然怒りが収まらず…
再び富美子に電話をし、悪いけどパーティーは欠席すると伝え…
驚いた富美子に事情を聞かれて「尚美ちゃんも大人げない」と諭された。
富美子から見れば敏生の言い分は、あたしを想うがゆえの嫉妬から来るものだからかわいいモン、らしい。
いい年をしたあたしは結局富美子の仲裁によりなんとか気持ちを落ち着けた。
そして本日のパーティー会場のお客様控室。
恐る恐る部屋に入るあたしと、堂々と入って行く敏生。
既に来ていた何人かが一斉にこっちを振り向く。
『んだと!?じゃあなにか?お前は俺以外の男に露な姿を見られてもいーんだな!?あーそーかよ、そーかよ、勝手にしろっ!!』
露な姿って…
そんなカッコするなんて一言も言ってないじゃないよ!
「アンタね、あたしがそんなに常識はずれな女だと思ってんの!?TPOぐらいわかってるから!」
そして大人げない理不尽な理由で怒り続けた敏生は、これまた大人げなく一方的に電話を終了させた。
あたしは当然怒りが収まらず…
再び富美子に電話をし、悪いけどパーティーは欠席すると伝え…
驚いた富美子に事情を聞かれて「尚美ちゃんも大人げない」と諭された。
富美子から見れば敏生の言い分は、あたしを想うがゆえの嫉妬から来るものだからかわいいモン、らしい。
いい年をしたあたしは結局富美子の仲裁によりなんとか気持ちを落ち着けた。
そして本日のパーティー会場のお客様控室。
恐る恐る部屋に入るあたしと、堂々と入って行く敏生。
既に来ていた何人かが一斉にこっちを振り向く。