あたしがそっぽを向いて水を飲んでいる向かい側で、富美子は真剣な顔で氷メガネの話に聞き入っている。
しかも氷メガネに質問までしている始末で。
氷メガネもその質問にまたまた詳しく答えている…。
一体なんなの、この光景は…。
あたしはハッと気づいて水谷さんの方を見た。
すると水谷さんは、なんだか笑いをこらえているような様子でずっと口元を押さえている。
あたしは黙ってられなくなって水谷さんに尋ねた。
「あの…水谷さん…。どうか、されました?」
いきなりあたしに声を掛けられて驚いた水谷さんは、とうとう堪えきれない様子で笑い出した。
突然水谷さんが笑い出したので、富美子も氷メガネも驚いて見ている。
だが富美子はすぐに表情を鋭くして言った。
「また始まってしまいましたね…。水谷さん。しばらくそのままでいるつもりですね…」
あたしはいきなり低い声になった富美子に驚きを隠せない。
しかも富美子にそう言われてもなお、水谷さんは笑い続けている。
不思議そうにするあたしに富美子が言った。
「尚美ちゃん、水谷さんはね。いっつもあたしが甘いモノを食べてる時の顔が面白いって言って、笑うの。それでね、笑い出したら止まらないの。どう思う?ヒドイでしょ?」
富美子の質問に答えようとしたあたしに隣の氷メガネが横やりを入れる。
しかも氷メガネに質問までしている始末で。
氷メガネもその質問にまたまた詳しく答えている…。
一体なんなの、この光景は…。
あたしはハッと気づいて水谷さんの方を見た。
すると水谷さんは、なんだか笑いをこらえているような様子でずっと口元を押さえている。
あたしは黙ってられなくなって水谷さんに尋ねた。
「あの…水谷さん…。どうか、されました?」
いきなりあたしに声を掛けられて驚いた水谷さんは、とうとう堪えきれない様子で笑い出した。
突然水谷さんが笑い出したので、富美子も氷メガネも驚いて見ている。
だが富美子はすぐに表情を鋭くして言った。
「また始まってしまいましたね…。水谷さん。しばらくそのままでいるつもりですね…」
あたしはいきなり低い声になった富美子に驚きを隠せない。
しかも富美子にそう言われてもなお、水谷さんは笑い続けている。
不思議そうにするあたしに富美子が言った。
「尚美ちゃん、水谷さんはね。いっつもあたしが甘いモノを食べてる時の顔が面白いって言って、笑うの。それでね、笑い出したら止まらないの。どう思う?ヒドイでしょ?」
富美子の質問に答えようとしたあたしに隣の氷メガネが横やりを入れる。