不思議と安心するんだよね…。
ぬくもりと規則的な心臓の音が、あたしのささくれそうな心をほぐしていく。
なんかこうやってると、小さな事なんか気にしてるのがバカらしくなってくる。
もうつまらない事を気にするのはやめよう、そう思った時に氷メガネが口を開いた。
「尚美…。ほんと、俺もわかんなかったんだ。今まで…誰かを好きになった事、あんましなかったしな…。だからかもしんねーけど…、義姉さんの事も、引きずってるって気がしてただけ。でも今日久しぶりに会って…全然なんともない自分がいたんだよ…。
そんな事より…お前が兄貴に笑いかけるたびにムカムカして…。あーもう、つまりだ。俺はお前にゾッコンだって…事。だからもう変な勘ぐりやめろよ?」
今…
あたしが一番欲しい言葉をくれるコイツは…
やっぱり誰よりも愛しい…大切な人…。
そしてもう、絶対にコイツだけは離すもんかと強く決意した。
「わかった…。ありがと…」
ぬくもりと規則的な心臓の音が、あたしのささくれそうな心をほぐしていく。
なんかこうやってると、小さな事なんか気にしてるのがバカらしくなってくる。
もうつまらない事を気にするのはやめよう、そう思った時に氷メガネが口を開いた。
「尚美…。ほんと、俺もわかんなかったんだ。今まで…誰かを好きになった事、あんましなかったしな…。だからかもしんねーけど…、義姉さんの事も、引きずってるって気がしてただけ。でも今日久しぶりに会って…全然なんともない自分がいたんだよ…。
そんな事より…お前が兄貴に笑いかけるたびにムカムカして…。あーもう、つまりだ。俺はお前にゾッコンだって…事。だからもう変な勘ぐりやめろよ?」
今…
あたしが一番欲しい言葉をくれるコイツは…
やっぱり誰よりも愛しい…大切な人…。
そしてもう、絶対にコイツだけは離すもんかと強く決意した。
「わかった…。ありがと…」