「アッハッハ!ほんとおもしれーな、君は。いいよ。会ってやってくれる?あ、でも今ちょっと体調悪いから…。また来週くらいになったら会えると思うけど」
屈託のない笑顔とはまさにこの事と思えるくらい、お兄さんは爽やかな笑顔でそう言ってくれた。
「ゴホン!」
微笑み合うあたしとお兄さんに、氷メガネがわざとらしい咳払いをして邪魔をする。
ほんとにアンタってば肝っ玉の小さい男ね!
お兄さんにヤキモチ妬いてどーすんのよ!
「兄貴、ソイツは東京に住んでんじゃねーんだよ。だから来週なんて…」
「大丈夫ですっ!来ます、また、来週!」
氷メガネが顔を赤くしている。
怒ってる、怒ってる!
でもいーわよ。
だってあたしは美緒さんに会いたいんだから!
お兄さんと連絡先を交換しあった事をいつまでも車の中でネチネチ責めてくる氷メガネに、あたしは一発ぶちかましてやった。
「アンタね、そんなしょーもない事を気にしてるヒマがあったら、来月いつ来れるか考えといてよ!」
「んだよ、来月って」
ふてくされながら氷メガネが尋ねる。
「何?来月は会わないの?いーわよ、あたしは別にどっちでも」
「お前…後で覚えとけ…」
屈託のない笑顔とはまさにこの事と思えるくらい、お兄さんは爽やかな笑顔でそう言ってくれた。
「ゴホン!」
微笑み合うあたしとお兄さんに、氷メガネがわざとらしい咳払いをして邪魔をする。
ほんとにアンタってば肝っ玉の小さい男ね!
お兄さんにヤキモチ妬いてどーすんのよ!
「兄貴、ソイツは東京に住んでんじゃねーんだよ。だから来週なんて…」
「大丈夫ですっ!来ます、また、来週!」
氷メガネが顔を赤くしている。
怒ってる、怒ってる!
でもいーわよ。
だってあたしは美緒さんに会いたいんだから!
お兄さんと連絡先を交換しあった事をいつまでも車の中でネチネチ責めてくる氷メガネに、あたしは一発ぶちかましてやった。
「アンタね、そんなしょーもない事を気にしてるヒマがあったら、来月いつ来れるか考えといてよ!」
「んだよ、来月って」
ふてくされながら氷メガネが尋ねる。
「何?来月は会わないの?いーわよ、あたしは別にどっちでも」
「お前…後で覚えとけ…」