そして氷メガネはあたしをその腕から離して車のエンジンをかけ。
運転席からフロントガラスを見たままであたしに言った。
「尚美…。俺が…お前以外の女に全くキョーミねーって事、今からたっぷりと教えてやる…」
そう言ったかと思うとものすごいスピードで車を急発進させた。
「ちょっと!危ないってば!」
「ダイジョーブ。ちゃんと見てっから」
「でも…!」
「運動神経もいーんだよ、俺」
そういう問題じゃ…
ないでしょーよ…。
氷メガネは宣言通りスピード以外は誠に的確な運転をして…
アッという間にあたしの家に到着した。
買って来た荷物はそのまま玄関先へ置きっぱなしにし、氷メガネはあたしをいきなり寝室へと連れて行った。
そして自分が先に着ているものを脱ぎ始める…。
明るい空間で氷メガネの筋肉質な身体を見たあたしは、目のやり場に困ってしまう。
上半身だけ露わにした氷メガネはあたしの手を取り、自分の左胸にそっと置いた。
あ…
すごい…鼓動が…早…い…。
「わかった?」
信じられないくらい緩んだ笑顔であたしを見つめるコイツの顔に、あたしはカァーッとのぼせてしまった。
そしてそのまま優しく抱きすくめられ…耳元で甘く囁かれる。
運転席からフロントガラスを見たままであたしに言った。
「尚美…。俺が…お前以外の女に全くキョーミねーって事、今からたっぷりと教えてやる…」
そう言ったかと思うとものすごいスピードで車を急発進させた。
「ちょっと!危ないってば!」
「ダイジョーブ。ちゃんと見てっから」
「でも…!」
「運動神経もいーんだよ、俺」
そういう問題じゃ…
ないでしょーよ…。
氷メガネは宣言通りスピード以外は誠に的確な運転をして…
アッという間にあたしの家に到着した。
買って来た荷物はそのまま玄関先へ置きっぱなしにし、氷メガネはあたしをいきなり寝室へと連れて行った。
そして自分が先に着ているものを脱ぎ始める…。
明るい空間で氷メガネの筋肉質な身体を見たあたしは、目のやり場に困ってしまう。
上半身だけ露わにした氷メガネはあたしの手を取り、自分の左胸にそっと置いた。
あ…
すごい…鼓動が…早…い…。
「わかった?」
信じられないくらい緩んだ笑顔であたしを見つめるコイツの顔に、あたしはカァーッとのぼせてしまった。
そしてそのまま優しく抱きすくめられ…耳元で甘く囁かれる。