「アイツの言う事は、全部もっともなんだよね。だから余計に腹が立つんだけど」
あたしはそう言って、会議室のドアを開けた。
どうやらまだ氷メガネは来ていないようだった。
安心して席に座る。
すると、きっかり十分前になった所でドアが開き氷メガネが入ってきた。
「それでは午後の講義を始めます。まずはDVDを視聴して頂きます。その後、内容の中にある、コンプライアンスについて私の方から質問をしますので、答えて下さい。それでは始めます。よく見ていて下さい」
ゲッ!
昼ごはんを食べた後の満腹な時にDVDなんて…
絶対コイツ、あたしたちをハメる気だ。
案の定、DVDが始まって十分も経たないのに睡魔が襲ってきた。
マズイな…。
今日の事が気になってゆうべはロクに寝れなかったから、このDVD視聴はキツイわ…。
あたしは段々と重くなるまぶたをなんとかしようと、必死に自分の太ももをつねったりしていた。
だがやはり睡魔には勝てず、いつの間にか船をこいでしまう。
するといきなり「パン!」と大きな音がした。
ハッとなり目が覚める。
あたしの目の前には、テキストを丸めて片手に持ちながらメガネを上げ下げしている氷メガネがいた…。
あたしはそう言って、会議室のドアを開けた。
どうやらまだ氷メガネは来ていないようだった。
安心して席に座る。
すると、きっかり十分前になった所でドアが開き氷メガネが入ってきた。
「それでは午後の講義を始めます。まずはDVDを視聴して頂きます。その後、内容の中にある、コンプライアンスについて私の方から質問をしますので、答えて下さい。それでは始めます。よく見ていて下さい」
ゲッ!
昼ごはんを食べた後の満腹な時にDVDなんて…
絶対コイツ、あたしたちをハメる気だ。
案の定、DVDが始まって十分も経たないのに睡魔が襲ってきた。
マズイな…。
今日の事が気になってゆうべはロクに寝れなかったから、このDVD視聴はキツイわ…。
あたしは段々と重くなるまぶたをなんとかしようと、必死に自分の太ももをつねったりしていた。
だがやはり睡魔には勝てず、いつの間にか船をこいでしまう。
するといきなり「パン!」と大きな音がした。
ハッとなり目が覚める。
あたしの目の前には、テキストを丸めて片手に持ちながらメガネを上げ下げしている氷メガネがいた…。