「…中…見てみろよ…」
突然晴彦が声を出したのに驚いたが、あたしは言われた通り通帳を開いた。
そして記載されている残高に…更に驚く。
「なんで?なんで、こんなに…?」
そこにはあたしが預入しておいた金額からは程遠いくらいの残高が記されていた。
まさか…
これを…コイツが…?
あたしは氷メガネに視線を移す。
氷メガネは表情ひとつ変える事無く赤ワインをチビチビ飲んでいる。
「どういう…事なの…?」
「だから祝いだって言ってんだろ」
「祝いって…多すぎじゃないのよ!こんなに…いらないわよ…」
突然晴彦が声を出したのに驚いたが、あたしは言われた通り通帳を開いた。
そして記載されている残高に…更に驚く。
「なんで?なんで、こんなに…?」
そこにはあたしが預入しておいた金額からは程遠いくらいの残高が記されていた。
まさか…
これを…コイツが…?
あたしは氷メガネに視線を移す。
氷メガネは表情ひとつ変える事無く赤ワインをチビチビ飲んでいる。
「どういう…事なの…?」
「だから祝いだって言ってんだろ」
「祝いって…多すぎじゃないのよ!こんなに…いらないわよ…」