幸せな気持ちのまま、気付けば朝で。
カーテンから僅かに差し込む光であたしは覚醒した。
昨夜の激しさを物語る気怠い身体を少しだけ起こす。
隣で寝ている氷メガネを起こさないように気をつけたつもりが、やっぱり動いた事で起こしてしまった。
「尚美…?もぅ…起きてたのか?」
「うん…。あ、でも今起きたばっかりよ」
「昨夜あれだけ激しかったのに…よく起きれたな」
氷メガネの露骨な物言いに一人で赤面する。
そんなあたしをコイツは面白そうにからかう。
「尚美。なんなら今日は一日ここで昨夜みてぇに過ごすか?」
はっ?
いや…別にあたしはそれでも…
やっぱりダメ!
だって、今日はご両親に会う本番じゃないの!
「それは、ダメでしょ。今日はご両親に会うんだから」
毅然と言い切ったあたしにフッと微笑みかける。
「わかってるって。もしかしたら…なんてな。ちょっとだけ期待した」
まさか…
さすがにそれはしないわよ。
そりゃ本音を言えばあたしだってやめたいけど…
今やめても遅かれ早かれこの機会は外せないんだから。
それなら懸念する材料は少しでもなくした方がいいじゃない?
カーテンから僅かに差し込む光であたしは覚醒した。
昨夜の激しさを物語る気怠い身体を少しだけ起こす。
隣で寝ている氷メガネを起こさないように気をつけたつもりが、やっぱり動いた事で起こしてしまった。
「尚美…?もぅ…起きてたのか?」
「うん…。あ、でも今起きたばっかりよ」
「昨夜あれだけ激しかったのに…よく起きれたな」
氷メガネの露骨な物言いに一人で赤面する。
そんなあたしをコイツは面白そうにからかう。
「尚美。なんなら今日は一日ここで昨夜みてぇに過ごすか?」
はっ?
いや…別にあたしはそれでも…
やっぱりダメ!
だって、今日はご両親に会う本番じゃないの!
「それは、ダメでしょ。今日はご両親に会うんだから」
毅然と言い切ったあたしにフッと微笑みかける。
「わかってるって。もしかしたら…なんてな。ちょっとだけ期待した」
まさか…
さすがにそれはしないわよ。
そりゃ本音を言えばあたしだってやめたいけど…
今やめても遅かれ早かれこの機会は外せないんだから。
それなら懸念する材料は少しでもなくした方がいいじゃない?