氷メガネから再び連絡があったのは、あの電話から二日後。
またもや事務的なメールでの連絡だった。
『例の件、今度の土曜日の夕方四時に決定。都合良ければ上京のスケジュールを教えて』
今度の土曜日、か。
とにかく飛行機のチケットだけは確保しとかないと。
あたしは早速サイトにアクセスした。
そうだ…。
晴彦はどうすんだろ…?
大学の事もあるし、一緒に行くかもしれない。
そう思ったあたしは晴彦にメールを入れた。
するとすぐに晴彦から返信が届く。
『今回は母さん一人がいーんじゃねーか?俺はテキトーに過ごすから心配ない』
あたし、一人、か…。
別にいきなり晴彦までアイツの親に会わせるつもりはなかったけど…
心のどっかで晴彦に頼ろうとした部分があったのも否定できない。
情けない…。
親が子供に頼ろうとするなんて…
あたしの事はあたしがなんとかしなきゃいけない。
そんな当たり前の事を今さらながら認識する。
そしてあたしは土曜ではなく、金曜の最終の羽田行きのチケットを予約した。
またもや事務的なメールでの連絡だった。
『例の件、今度の土曜日の夕方四時に決定。都合良ければ上京のスケジュールを教えて』
今度の土曜日、か。
とにかく飛行機のチケットだけは確保しとかないと。
あたしは早速サイトにアクセスした。
そうだ…。
晴彦はどうすんだろ…?
大学の事もあるし、一緒に行くかもしれない。
そう思ったあたしは晴彦にメールを入れた。
するとすぐに晴彦から返信が届く。
『今回は母さん一人がいーんじゃねーか?俺はテキトーに過ごすから心配ない』
あたし、一人、か…。
別にいきなり晴彦までアイツの親に会わせるつもりはなかったけど…
心のどっかで晴彦に頼ろうとした部分があったのも否定できない。
情けない…。
親が子供に頼ろうとするなんて…
あたしの事はあたしがなんとかしなきゃいけない。
そんな当たり前の事を今さらながら認識する。
そしてあたしは土曜ではなく、金曜の最終の羽田行きのチケットを予約した。