「だから…!恋する…者同士って意味だよ!
言わなくても察しろよ!恥ずかしーだろ!」
なるほどね…
恋する乙女、ならぬ恋する男、同士ってか?
「俺は色々敏生さんに教えてもらうお礼に、母さんの情報を入れてたってわけ」
情報って、直接あたしに聞けばよくない?
なんでわざわざ晴彦を通さなきゃいけないのよ?
アイツ、ほんとに何考えてんのか謎だわ。
「けど…わざわざアンタに聞かなくてもいいでしょ?あたしに直接聞けば」
あたしの言葉に晴彦は呆れたようにため息をついた。
「ったく、ほんとにこれだから、敏生さんも苦労するよな…」
は?
何よ、その言い方は!
ほんとにこの子までアイツみたいにタチ悪いんだから!
「ちょっと、どういう意味よ!?」
「だから!母さんがいっつも本音を言わねーからだろ!敏生さんに気遣ってんのかなんだか知らねーけど、いっつも強がりばっか言ってっから、敏生さんが俺に聞いた方が早いと思うんじゃねーか!ま、もっとも、母さんが強がってんのも、全部お見通しだけどな」
グググ…
まさにぐうの音も出ないとはこの事だわ。
晴彦の言ってる事は図星すぎて何も言い返せない。
黙り込むあたしに、まるで勝ち誇ったかのように晴彦が言った。
「で?敏生さんと何があったんだよ?」
アンタ…
またお得意の読心術?
それともまたあたしが顔に出してた?
言わなくても察しろよ!恥ずかしーだろ!」
なるほどね…
恋する乙女、ならぬ恋する男、同士ってか?
「俺は色々敏生さんに教えてもらうお礼に、母さんの情報を入れてたってわけ」
情報って、直接あたしに聞けばよくない?
なんでわざわざ晴彦を通さなきゃいけないのよ?
アイツ、ほんとに何考えてんのか謎だわ。
「けど…わざわざアンタに聞かなくてもいいでしょ?あたしに直接聞けば」
あたしの言葉に晴彦は呆れたようにため息をついた。
「ったく、ほんとにこれだから、敏生さんも苦労するよな…」
は?
何よ、その言い方は!
ほんとにこの子までアイツみたいにタチ悪いんだから!
「ちょっと、どういう意味よ!?」
「だから!母さんがいっつも本音を言わねーからだろ!敏生さんに気遣ってんのかなんだか知らねーけど、いっつも強がりばっか言ってっから、敏生さんが俺に聞いた方が早いと思うんじゃねーか!ま、もっとも、母さんが強がってんのも、全部お見通しだけどな」
グググ…
まさにぐうの音も出ないとはこの事だわ。
晴彦の言ってる事は図星すぎて何も言い返せない。
黙り込むあたしに、まるで勝ち誇ったかのように晴彦が言った。
「で?敏生さんと何があったんだよ?」
アンタ…
またお得意の読心術?
それともまたあたしが顔に出してた?