「え?…だから、普通っていうのは…。普通、仕事を休まないように体調を管理するのも社会人の常識でしょ?」
「ふーん。そーなんだ」
いやいや、そーなんだ、ってさ…。
アンタまさか、内務次長時代のお決まりのセリフを忘れたとでも?
もはや忘れたとは言わせねーぞ!
なんせ規則が大好きな内務次長様ですからね!
「そーなんだ、って、アンタそりゃないでしょ?アンタの立場なら人よりそういう事に気をつけなきゃいけないんじゃないの?」
「ま、そーかもな」
なんですか…
その軽い感じは…。
あたしがため息をつくと、氷メガネは腕を伸ばしてあたしを自分の方へ引き寄せた。
「けどお前は…無理すんな。気を遣って気持ちに嘘つくな。思ってる事全部、俺には吐け」
何…言って…んのよ…
そんな事…
あたしの気持ちを読んだ氷メガネがあたしの心の声までもを遮る。
「していーし。むしろ、して。お願いだから」
再び涙が溢れ止まらなくなる。
「声聞きたい時も、会いたい時も、全部…。
俺もおんなじ事思ってるから。それを俺の仕事とか立場とか、気にして言わないでいるのだけは、やめてくれ。俺は思ってる事全部そのままお前に伝えてるから」
「ふーん。そーなんだ」
いやいや、そーなんだ、ってさ…。
アンタまさか、内務次長時代のお決まりのセリフを忘れたとでも?
もはや忘れたとは言わせねーぞ!
なんせ規則が大好きな内務次長様ですからね!
「そーなんだ、って、アンタそりゃないでしょ?アンタの立場なら人よりそういう事に気をつけなきゃいけないんじゃないの?」
「ま、そーかもな」
なんですか…
その軽い感じは…。
あたしがため息をつくと、氷メガネは腕を伸ばしてあたしを自分の方へ引き寄せた。
「けどお前は…無理すんな。気を遣って気持ちに嘘つくな。思ってる事全部、俺には吐け」
何…言って…んのよ…
そんな事…
あたしの気持ちを読んだ氷メガネがあたしの心の声までもを遮る。
「していーし。むしろ、して。お願いだから」
再び涙が溢れ止まらなくなる。
「声聞きたい時も、会いたい時も、全部…。
俺もおんなじ事思ってるから。それを俺の仕事とか立場とか、気にして言わないでいるのだけは、やめてくれ。俺は思ってる事全部そのままお前に伝えてるから」