その後同じ種類のお肉を同じ量注文し、ほとんど晴彦が平らげてお店を出た。
会計をする時、先に出てろと言われたあたしと晴彦は店の外で氷メガネが来るのを待っていた。
すると晴彦があたしの顔を見ないままで言った。
「明日休みだろ。俺に遠慮しないで、アイツんとこ行けば」
「何、言ってんのよ。滅多に早く帰れないんだし、今日は一緒に帰る」
「だから、今さら母親の責任を感じなくていいって。俺は大丈夫だから」
「晴彦…。なんで?そんなに母さんの事、嫌いなの…?」
あたしは言いながら涙が頬を伝って行くのがわかった。
「は?何言ってんだよ?しょーもない事言うなって!んな事思ってねーから…とにかく今日はアイツんとこ行ってくれって、頼むから」
「なんでそこまで?そんなに母さんが邪魔なの!?」
あたしが怒鳴った所で、氷メガネの声がそれ以上言わせないように遮った。
「んなわけないだろ!いい加減にしろ!」
「あ…」
氷メガネは晴彦をかばうようにあたしの前に立ちはだかった。
「なんで、晴彦くんの気持ちわかってやんないんだよ?母親のお前を思う、晴彦くんの気持ちに応えてやれって」
あたしは怒りに震える気持ちを抑えようと、深呼吸する。
そして、氷メガネの後ろにいる晴彦に向かって言った。
会計をする時、先に出てろと言われたあたしと晴彦は店の外で氷メガネが来るのを待っていた。
すると晴彦があたしの顔を見ないままで言った。
「明日休みだろ。俺に遠慮しないで、アイツんとこ行けば」
「何、言ってんのよ。滅多に早く帰れないんだし、今日は一緒に帰る」
「だから、今さら母親の責任を感じなくていいって。俺は大丈夫だから」
「晴彦…。なんで?そんなに母さんの事、嫌いなの…?」
あたしは言いながら涙が頬を伝って行くのがわかった。
「は?何言ってんだよ?しょーもない事言うなって!んな事思ってねーから…とにかく今日はアイツんとこ行ってくれって、頼むから」
「なんでそこまで?そんなに母さんが邪魔なの!?」
あたしが怒鳴った所で、氷メガネの声がそれ以上言わせないように遮った。
「んなわけないだろ!いい加減にしろ!」
「あ…」
氷メガネは晴彦をかばうようにあたしの前に立ちはだかった。
「なんで、晴彦くんの気持ちわかってやんないんだよ?母親のお前を思う、晴彦くんの気持ちに応えてやれって」
あたしは怒りに震える気持ちを抑えようと、深呼吸する。
そして、氷メガネの後ろにいる晴彦に向かって言った。