長かった私の苦しみは、ようやくこれで終わりを告げた…。

まだすぐには何事もなかったかのような気持ちにはなれないけれど。
でも、全てをさらけ出した事で信じられないくらい気持ちが軽くなっている。

今にも歌いだしたいほどだ…。

今からヒトリカラオケにでも行こうか…、なんてね…。


帰ろう。
大切な息子たちが待つあの家へ。

恭平と聡介に、今日の事を話して聞かせよう。

そして、これからの私を見守っていて欲しいとお願いしよう。
私が心から愛した人の子供たちと共に…

これからは迷わずに生きて行く…。


今度こそ、新しい私を生きるために…。





--- The End ---