飲み物やお菓子を飲んだり食べたりして落ち着いたところで本題。 「拓生くん、相談したいことって何だった?」 私の方から話を振ってよかったのかどうかは、わからなかったけれど、話を振ってみることにした。 「あ……えっと……」 ……? 拓生くん? 拓生くんは言いづらそうにしていた。 やっぱり私から話を振ったら、まずかったかな? 拓生くんから話し出すのを待った方がよかったかな? 私の中でそんな思いがグルグルと回っていた。