朝を迎えた。 私は緊張して、なかなか寝付くことができなかった。 なぜなら……。 私は一輝くんと一緒に寝ているから。 私は自然と一輝くんと一緒に眠ることを選んでいた。 ……選んでいた……? 違う。 わざわざ選んだわけじゃない。 私が一輝くんと一緒に眠りたかったから。 ただそれだけ。 でも。 結局ほとんど眠れていない……。 だから、かなりの寝不足。 だけど。 この寝不足は幸せの寝不足だから。