「あっ、そうだ永和くんに聞きましたよ、永和くんが食事作ってくれてるそうで……」

「あー、まあ、コンビニばかりじゃなくなったかな、でも、今日はいないからコンビニになるかな〜」

「ん、そうなんですか?じゃあ、私が作りましょうか?」

「百華ちゃんの料理久しぶりに食べれんの?時間大丈夫なの?」

「今日は祖母がご飯作るので大丈夫です」

「じゃあ、一緒に食べようよ」

「はい(笑)じゃあ、スーパー寄って帰りましょ」



久しぶりの先輩の家……

「凄い、片付いてます!」

私は拍手をした

「まあ、永和のおかげだよ」

「食材、冷蔵庫に入れてもいいですか?」

「うん」

百華は冷蔵庫を開けた

これ、買い物しなくても何品か出来たんじゃないかなー

頭の中でメニューをさっと考えた

まあ、永和くんの領域には入らない方がいいか……

とりあえずご飯のタイマーを入れた

まだ夕食には早いな

私はソファにいた先輩の隣に座った

「何か面白いテレビやってますか?」

「特にはなー、疲れた……」

「えっ、私といるからですか?」

「違う違う(笑)人混みあんまり好きじゃない」