目を覚ます。時計を見ると、朝の7時前だった。カーテンの隙間から日が差し込む。
今日もいい天気そうだなと、伸びをした。
空気を入れて、縁側に立つ。木々の奥にキラキラ輝く海が見えた。来て間もないのだけど、すっかりこの島が好きになっている。

庭に降りると、隣の家の二階の窓が開いて、ハルカが顔を出した。
「ハナちゃん、おはよう!」
「あっ、おはよう!」
「早いね!」
「ハルカくんも!」
「あとでそっち行くから、出かける時間決めよう!」
「わかったー!」

そう言うと、窓が閉まった。
ふとスマホを見るとお母さんからメッセージが届いていた。
昨日の夜も少し話をしたのだけど、無事に着いたことや、民宿のひとがよくしてくれてることを話すと安心した様子だった。海や空がとても綺麗だと伝えると、私もいつか行ってみたいなと笑っていた。

『ハナ、おはよう。今日もいい一日を過ごしてね』
おはようとスタンプで返して、『仕事、頑張ってね』と送り返した。

それから、昨日のことを思い出す。とても賑やかな夜だった。