「百華ちゃんと話してると楽しいや(笑)」
「眼鏡は先輩にとって何でしょう?」
「えー、なんだろ……切り替え的なものかな」
「切り替え?」
「目にとっては俺は眼鏡が楽だし好きなんだよ
切り替えはバスケモードに入る為にコンタクト入れてるんだけど、まあ、プレーも危ないしね
そして、またバスケ終わったら眼鏡に切り替えて気持ちも落ち着く感じかな」
「よくわからないけど……なるほどです」
「ぷっ、じゃあ何でなるほどなんだよ」
「私は切り替えとかわからないので、でも先輩がそう言うならなるほどです(笑)」
「百華ちゃんもわからないよ(笑)」
「先輩、ほんとに予備の眼鏡は?」
「部屋のどこかにあるのは間違いない、多分2個はある」
「2個?」
「普通前のが合わなくなったら作るんじゃないんですか?」
「俺、眼鏡のフレームとかも好きなんだよね、だから1年ごとくらいに買ってる(笑)」
「それは探さないとダメじゃないですか」
「探してよ」
「探す?私が?」
「うん、土日暇?用ある?」
「用は特にないですけど正気ですか?」
「うん!」
永遠は嬉しそうにニコニコしている