「すみません……」

「別に謝らなくてもいいよ(笑)百華ちゃんて本当に1年生?」

「すみません、馴れ馴れしいですよね、先輩に向かって、さっきも言い方……」

「あー、そういうんじゃなくてしっかりしてるというかさ、話しやすいかな、同級生か上っぽいというか……」

「そんな事ないです、全然です」

百華は両手を振って全力で否定をする

「俺がさ、頼りないからさ百華ちゃんみたいに言ってくれると楽かも(笑)」

「先輩は頼りなくはないと思いますよ、キャプテンしてるんですよね?」

「まぁ、でも、ホントなんだよね、みんな見た目で決めちゃうじゃん、最低限の事は出来るけど変に期待されてもね……」

永遠は携帯を置き上を見上げた

確かに見た目はいいしモテるだろうけど、色々あるのかな……


おじいちゃんが来たので夕食を食べることになった

「いただきます」

「どうぞ……嫌いなものないですか?」

「うん、大丈夫、味噌汁、美味しい」

「よかったです、おじいちゃんが汁物がいる人なので(笑)」

「百華はちゃんと作ってくれるからな、婆さんはインスタントで済ます事も多いがな(笑)百華の作ったのが1番うまい、婆さんとお母さんには内緒じゃぞ」