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一体どうなってるんだよ!俺は…!


陽一は、勉強机に座り頭を抱え込む。それは、幽霊が見えていることについてだった。


何故、急に幽霊が見えるようになったのかと考える。


何か原因があるはずだ!考えろッ!


陽一は、昨日の出来事を思い出しながら考えた。


…そうだ!メリー(あいつ)に聞けばいいんだ!


陽一は携帯電話を手に取り、番号をリダイヤルして電話をかける。


ピ・ピ・ピ…トゥルルル…ピ。


繋がったのを確認して直ぐにきった。後は、かかってくるのを待つのみ。


《♪~♪~♪~》


電話が鳴ると、陽一は直ぐに電話に出た。


『ザァ…もしもし、私メリー「いま直ぐ家に来い。お前に聞きたいことがある」……分かった。今から行くわ……プ-プー』


電話はきれた。陽一は、携帯電話を強く握りしめる。


知っていること全部聞き出してやる……!


陽一は、密かに決意をした。