城の内部はダンジョンのような構図にはなっておらず、
扉を開けたすぐ目の前に玉座があった。


そしてその玉座には魔王が座っていた・・・



「あれ・・・?お前・・・」


「久しぶり?だね、西園寺 隆真くん」


「お前・・・なんでここに・・・!?」


「僕も君と同じだよ、
この世界に召喚されたんだ魔王として」


「勇者様、どういうことですか!?
魔王とお知り合い・・・?」


「こいつは・・・元の世界でクラスメイトだった
山辺・・・」


「ヤマベ・・・?」