「まだだ!手つきがなってない!」


「は・・・はいぃ!」


「そんなんじゃすぐにモンスターにやられるぞ!」


俺は剣の修業をしていた。


ここは剣道場、
というかついさっき剣道場になった


くそ―・・・俺はなんでこんなことを・・・!


それはついさっき、
ララは俺をこの場所に連れてくると
道場の先生に俺を鍛えるように頼んだんだ。


最初こそ先生はモンスターが現れたのは最近で、
自分も教えられるほどの立場じゃないと言っていたが
ほかならぬララの頼みならと了承した。


了承しなくていいのに・・・