「さぁ!勇者様!
そこのスライムやっつけちゃってください!」


ララはパンチをするフリをしながら俺に言った。


スライムって・・・マジでゲームの世界かよ?


ってか夢じゃないのか・・・?


「そうだよ!実はこれは夢で、
俺はゲームをしてるうちに眠っちまったんだな!?」


「あ!勇者様危ない!」


考え事をしてた俺にスライムが突撃してきた。


「うわぁ!イッテー・・・!」


なんだこれ・・・めちゃくちゃ痛いぞ・・・?


俺は突撃された腕を抑えながら思った。