「そう言って魔王は勇者を召喚する方法を人々に教えた、
だが誰も召喚に成功しなかったんじゃが・・・」


「つか、魔王の言うことよく信じたな・・・」


「まぁ、みんなも血眼じゃったからな・・・
しかし、わしは勇者様を召喚することに成功したんじゃ!」


「え・・・!?」


「ほれ!これが勇者様を召喚することに成功した証!
勇者様の剣じゃ!」


そういうとじいさんは壁にかかってた
剣を下して俺に差し出した。


「召喚に成功したときは魔法陣に剣が現れると、
魔王が言ってたのじゃ・・・!
ただ勇者様本人はその場に現れんかったが・・・」


「だからよく魔王の言うとこ信じるな・・・?
でもなんで俺が勇者だって思ったんだよ?」

俺はララに向かって聞いた。