私はシャーペンを置いた。


「ほんとに……ほんとにどうすれば良いの?」


私は机に頬をつけるようにだらっともたれかかった。


目頭が熱くなる。


「………はぁ。」


月波に書いた手紙がしとっという音を鳴らしながら濡れた。