だりあのリムジンで向かったのは桜木町の高級ホテルで、 「ここのスイートルームでのランチが美味しんだよね」 当初ねぎ焼きの予定であったのだが、 「あの店、駐車場小さいんだよね」 リサーチした際にだりあが気づいて、最終的には豪華なスイートルームでのランチに変わったのである。 「私の都合だから、私が出す」 もうすでに支払いは済ませてあるらしく、 「予約の斎藤です」 フロントに告げると、案内係の先導で、スイートルームまで通された。