<洸……か?
お父さんだ……>

「お父さん。
私は……お父さんが好きですから」

私はずっとお父さんとお母さんの事が好きで、大切に思っていました。

<洸…>

これからもそうです。

「お父さん。
また…電話しても良いですか?」

<ああ……。お母さんに電話しなさい。
お母さんの隣には……私も居るから>

「分かりました。
じゃあ…」

<洸。
ありがとう……>

「…はい。
失礼します……」

電話が終わりました。

窓越しに見える泣いている母と、その母を慰めている父の姿。