ベルベットの騎士

「フエゴはもともと西にあるオストレイア大陸の密林に棲む物まね鳥だったんだ。その彼の身体に生体発熱炉を組み込んで半永久的に稼働させているんだ。人体と比較して、フエゴは質量が小さいからね。僕では無理でも、フエゴの身体なら小さな炉が一つあれば十分生命活動を維持できたんだ」

「おいらとしても、悪い話じゃないしよ!おいらの仕事は、ウィルの旦那の会話を全て記憶して、忘れたくない記憶を話して聞かせるのさ。言うなればおいらは旦那の永遠の相棒って奴さ!!」
フエゴはそう言うと満足そうに、丸みのある鳩胸を突きだした。