「僕ね、菓子職人を目指してるなんて言ったけど本当の仕事は、戦争錬金術師なんだ。ごめん……僕は最初からこの国に潜り込み、この王宮を破壊、撹乱する為の尖兵なんだよ。だから君を騙していたのは本当は僕の方なんだ……。ねぇ、フィナン。僕の事、怖くない?」
「まあ、どうしてそんな?」
「僕はこの先、君の国の人を沢山殺すだろう。そして破壊する。僕は悪魔かもしれない」
「いいえ、貴方は私を救ってくださったベルベットの騎士様です」
心細そうに俯くウィルに、フィナンは優しく微笑むと、隠し持っていたフィナンシェの金型をそっと手渡した。
「まあ、どうしてそんな?」
「僕はこの先、君の国の人を沢山殺すだろう。そして破壊する。僕は悪魔かもしれない」
「いいえ、貴方は私を救ってくださったベルベットの騎士様です」
心細そうに俯くウィルに、フィナンは優しく微笑むと、隠し持っていたフィナンシェの金型をそっと手渡した。



