「えー!道中で盗賊に襲われて身ぐるみを剥がされただって!?」
アベラード卿はティムから届いた手紙を読んでガクッときた。
「そんな……。」
田中さんとハンプトン子爵令嬢もガクッときた。
しかし、コーニエルだけは違った。
「みんな、まだあきらめるのは早いぞ!」
「えっ!?なにかまだ手があるって言うんですか?」
「ああ。俺がネコに変身してやつの家に忍び込んで、何か手がかりになるようなものを見つけてくるぜ!」
「コーニエルさん、ネコに変身できるんですか!?」
「5分だけだがな……。」
「みじかっ!!」
「仕方ないだろ!得意分野じゃないんだから!!」
「もうこうなったら、わらにもすがる気持ちでコーニエルさんに賭けるしかないわね……。」
こうしてコーニエルは、ハンプトン子爵令嬢と別れてから金持ちになったという男の家に忍び込むことになった。
「あっ!今、家を出ていきましたよ!」
「分かった!」
コーニエルは、ネコに変身した。
そして、塀を飛び越え、開いていた窓から中に入っていった。
「大丈夫かしら、コーニエルさん……。」
「信じるしかないでしょう。」
(うーん、やつの部屋はどこだ?)
コーニエルは、とりあえず二階に上がってみることにした。
「「キャーーー!!ネコよーー!!ノラネコが入ってきたわー!!」」
コーニエルは、メイドと鉢合わせてしまった。
(クソッ!)
コーニエルは、一階に引き返した。
しかし、メイドの叫び声で駆けつけてきた執事に捕まってしまった。
(離せ!離せ!)
「コラ!ジタバタするな!!」
ガブッ
「「痛ーーーっ!!」」
執事が手を離した隙にコーニエルは、外へ逃げようと走った。
が、あとちょっとのところでシッポを掴まれてしまい、コーニエルはまた捕らえられてしまった。
「もう逃がさんぞ!!」
執事は手を噛まれてカンカンだった。
今度は、手を噛まれないように注意して捕まえられた。
「ネコ鍋にしてやるぞ!!」
(それだけはやめてくれ!!)
その瞬間、コーニエルはちょうど5分が経ち変身が解けてしまった。
執事は自分が捕まえていたネコが人間になり、抱えきれずに下敷きになってしまった。
「「キャーーーー!!!ネコが人間になったわーーー!!!」」
メイドが叫ぶ。
「あっちゃー(;゜∇゜)こりゃヤバイな……。もう強行突破だ!!」
バタッ!
メイドが倒れた。
「お前!?いったい何を!?」
「眠らせただけだよーん!」
コーニエルはそう言うと、今度は執事を眠らせた。
アベラード卿はティムから届いた手紙を読んでガクッときた。
「そんな……。」
田中さんとハンプトン子爵令嬢もガクッときた。
しかし、コーニエルだけは違った。
「みんな、まだあきらめるのは早いぞ!」
「えっ!?なにかまだ手があるって言うんですか?」
「ああ。俺がネコに変身してやつの家に忍び込んで、何か手がかりになるようなものを見つけてくるぜ!」
「コーニエルさん、ネコに変身できるんですか!?」
「5分だけだがな……。」
「みじかっ!!」
「仕方ないだろ!得意分野じゃないんだから!!」
「もうこうなったら、わらにもすがる気持ちでコーニエルさんに賭けるしかないわね……。」
こうしてコーニエルは、ハンプトン子爵令嬢と別れてから金持ちになったという男の家に忍び込むことになった。
「あっ!今、家を出ていきましたよ!」
「分かった!」
コーニエルは、ネコに変身した。
そして、塀を飛び越え、開いていた窓から中に入っていった。
「大丈夫かしら、コーニエルさん……。」
「信じるしかないでしょう。」
(うーん、やつの部屋はどこだ?)
コーニエルは、とりあえず二階に上がってみることにした。
「「キャーーー!!ネコよーー!!ノラネコが入ってきたわー!!」」
コーニエルは、メイドと鉢合わせてしまった。
(クソッ!)
コーニエルは、一階に引き返した。
しかし、メイドの叫び声で駆けつけてきた執事に捕まってしまった。
(離せ!離せ!)
「コラ!ジタバタするな!!」
ガブッ
「「痛ーーーっ!!」」
執事が手を離した隙にコーニエルは、外へ逃げようと走った。
が、あとちょっとのところでシッポを掴まれてしまい、コーニエルはまた捕らえられてしまった。
「もう逃がさんぞ!!」
執事は手を噛まれてカンカンだった。
今度は、手を噛まれないように注意して捕まえられた。
「ネコ鍋にしてやるぞ!!」
(それだけはやめてくれ!!)
その瞬間、コーニエルはちょうど5分が経ち変身が解けてしまった。
執事は自分が捕まえていたネコが人間になり、抱えきれずに下敷きになってしまった。
「「キャーーーー!!!ネコが人間になったわーーー!!!」」
メイドが叫ぶ。
「あっちゃー(;゜∇゜)こりゃヤバイな……。もう強行突破だ!!」
バタッ!
メイドが倒れた。
「お前!?いったい何を!?」
「眠らせただけだよーん!」
コーニエルはそう言うと、今度は執事を眠らせた。