「はい? 」

「あのね…。40代の気持ち、なめちゃダメだよ」

「えっ…」

「20代の若造達と、一緒にしないでくれよ」


 と…

 悠大の唇が嶺亜の唇と重なった。


 結婚式の時とは全く違う。


 とても情熱的で、強いエネルギーで吸い上げられてゆくのを感じて。

 嶺亜は何も考えられなくなった。


 するりと悠大が嶺亜の口の中に入ってきて、いっぱいに埋め尽くされてゆく。


 悠大の言う通り、とても情熱的で強い愛を感じる…。


 胸がいっぱいになり…体も反応してくるのを嶺亜は感じた。



 頭が真っ白になりそうになった時。


 ひょいと、悠大が嶺亜を抱きかかえた。


「ちょっと捕まってて」

 言われて嶺亜は、ギュッと悠大にしがみ付いた。


そのまま、悠大の部屋の連れて行かれた嶺亜。

 そっとベッドに寝かされて…。


「嶺亜さん。…後悔しない? 」

「どうしてですか? こんなに、幸せなのに…」

「それなら安心した」


 そっと、嶺亜の隣に添い寝して、悠大はブラウスのボタンを外してゆく…。


 ブラウスの下には、可愛い花柄のキャミソールを着ていた嶺亜。


「ご、ごめんなさい…こんな子供っぽいので…」

「何ですぐ謝るんだ? 誰が嫌だって言った? 」


 チュッと、嶺亜の首筋にキスをする悠大。

 ビクッと嶺亜の体が反応した。


「実は、こうゆう柄ってすごく好みなんだけどね」

「え? そうなんですか? 」

「ああ、本当だよ。でも…」


 スルっと、嶺亜のキャミソールを脱がせてゆく悠大。


「脱がせるのは、もっと好きなんだ」


 キャミソールの下には、オシャレなロイヤルイエローの下着の嶺亜。

 白いレースがついていて、可愛さもアピールしている。


「これも外すの、大好きなんだ」


 スルッと下着も外すと、悠大は服を脱いで嶺亜に覆いかぶさった。


「綺麗だね、嶺亜さん…」

 熱い目で見つめられて、嶺亜は胸がドキドキして高度が高鳴るのを感じた。