ギュッと背中にしがみ付かれると、良二は空の首筋に…鎖骨に…胸に…唇を滑らせて行く…。


　サクランボのような部分に触れると、空は大きく反応した。


　声が漏れないように、良二は空に白衣を咥えさせ声が漏れないようにした。


空の吐息が激しくなってきて。

　良二は入り口を確認する為手を伸ばした。


　そこは溢れんばかりの川の流れになっていた。


　準備はできたようだ。

　次は入り口…


　良二の長くてしなやかな指が入り口を探す。


　入り口に良二の指が触れると、空が大きく反応した。


　緊張している空の入り口はまだ硬かった。


「大丈夫だよ。リラックスして…」


　良二が優しい声で空の耳元で囁くと、すっと力が抜けて入り口は柔らかくなってきた。


　指で確認して、ゆっくりと入ってゆく良二。


　入って来る良二を感じると、白衣を咥えている空がギュッと噛んでいるのが目に入った。

　苦痛な表情…だが次第に柔らかくなっていった。


「この感じ…これが…１つになるって事なんだ…」


　初めて繋がる事に成功した良二は、感動のあまり目が潤んでいた。

「初めてだ、こんなの…。それに、ジャストフィット…」


　ギュッと空が背中に爪を立ててきたが、良二は可愛く感じてギュッと空を抱きしめた。

　伝わってくる鼓動を感じると、愛しさが込みあがってきた。


　ただ単に繋がりたいだけじゃない。

　心も感じることが出来た。