結局……クッキーの材料を買って帰りそのまま琴菜の家に帰る

「あら、クッキー作るの?珍しい」

「だって、琴菜が昔作っていたクッキーが食べたくなって(笑)」

「俊は安くあげようとしてるだけでしょ?個数いるからさー」

「俺も混ぜるの手伝うし(笑)」

「俊くん、先にご飯にしましょ」

「はい」

俊の家はお父さんが単身赴任、お母さんが看護師で夜勤の日はいつも琴菜が泊まるか、ご飯の支度をしたりしていた

夜勤の今日は琴菜の家でご飯を食べることになっていた