7日目も8日目も10日目も気に病んで止まらなかった。
いっその事自分からガーゴイルに救いを乞いに行こうと思ったが、生の執着に勝てはしなかった。所詮は希死念慮などそういうものなのである。
さて、今日も歩こうか、そう考えた16日目であった。
考えただけで、何も無かった1日であった。
意識が途切れる瞬間以外は。
意識が途切れる瞬間、とても綺麗な姿を目にした。
綺麗な衣に身を包み、木の籠を携えた妖精のような女が、そこに佇んで居た。
記憶はそこで途切れた。
いっその事自分からガーゴイルに救いを乞いに行こうと思ったが、生の執着に勝てはしなかった。所詮は希死念慮などそういうものなのである。
さて、今日も歩こうか、そう考えた16日目であった。
考えただけで、何も無かった1日であった。
意識が途切れる瞬間以外は。
意識が途切れる瞬間、とても綺麗な姿を目にした。
綺麗な衣に身を包み、木の籠を携えた妖精のような女が、そこに佇んで居た。
記憶はそこで途切れた。