好きだと言ってくれるのに…ヤキモチ妬いちゃう



俊は、やっぱり琴菜の笑顔が好きと思える瞬間だった


「二人共ね、まだ離れてから3ヶ月ほどなんだよ、これからまだまだ色んな出会いが待ってるのに今からこんなんで大丈夫かなー、お母さんはとても心配」

「なんで母さんが心配なのさ」

「私のまわりでは高校からの付き合いで結婚したカップルがいないから、自分も別れたし」

「あら、私はまわりに3組くらいはいるわよ」

「そうなの?」


「高校からって、俺らの付き合いの長さ、なめんなよな」

「いつから付き合ってるかわからないくせに」



「それは……確かに、でも記憶がある頃には……小学生には……うん」

「もう、保育所からキスはしてたけど正式にはあれね」

「そうね」

「何何?」

二人の母親は揃えて言う

『 小学校の入学式 』

琴菜と俊は顔を見合わせる

「覚えてる?」

「いや」

「あなた達が通っていた小学校は私服だったのよ、で、まあ着飾るわよね」

二人は頷く

「一緒に門の前で写真を撮ったときに俊が言ったのよ」




小学校の校門前……

『琴菜、その服かわいい、ドレスみたい』

『ドレスってウェディングドレス?』

『何それ』

『結婚するとき着るんだって』

『じゃあ大きくなったらウェディングドレスを着て結婚してくれる?琴菜は可愛いからさ』

『うん、俊のお嫁さんになる』