入部届けをもらってきた琴菜は栞に渡す
「ありがとう」
「いいえ、何を書いてるの?」
「あたしね前の学校でね、練習とか手伝ってたの
だから練習メニューとか考えたいんだけどキャプテンに相談したら副キャプテンを呼ばれて、一緒に考えてって言われて……
でも、すぐ練習に入ったからあまり話せなくてちょっと自分で考えてみようかなって」
「すごいねー、私はサッカーのことはあまりわからないから頼りになるよ」
「塚本さんは普段していることをしてくれてたらいいから、手が足りないなら手伝うし言ってね」
「うん、琴菜でいいよ、栞ちゃん」
「じゃあ琴菜ちゃん」
「うん!嬉しい、これからよろしくね」
笑顔で答えた
なんかあたしも琴菜ちゃんの笑顔に癒されそう
可愛いな~
部活も終わり、琴菜と栞は着替えた後、門で別れた
「琴菜、お待たせ」
俊達サッカー部員がやってくる
「みんな、お疲れ様」
「じゃあな~」
琴菜と俊は歩いて帰る
帰りはマンションの下の公園に寄って帰るのが日課だ