夜、琴菜の部屋には母親2人が立っていた
「二人とも起きなさい」
「ん、母さん?何で?琴菜んちにいたはず」
「御呼ばれにきたのよ、お父さんもいないし、琴菜ちゃんのところもお父さんが飲み会らしいから」
「みんなでご飯にしましょ」
四人で琴菜の家で食事をする
「また、レバーだ」
「当たり前よ、貧血にはレバー」
「いただきます」
「あっ、これは上手い、琴菜もっと食えよ」
「うん、レバニラ炒めよりは煮物のほうが食べやすいかも、甘口でおいしい」
「俺、これ気に入った、琴菜に教えておいて」
「全く偉そうに、琴菜ちゃんをこき使わないのよ、もしこれからの将来、二人が一緒になるかわからないけど」
俊は箸が止まった
「なんで?当然一緒になるに決まってんじゃん」
「あんたがフラフラ遊んでるといくら寛大な琴菜ちゃんでも捨てられるよ」
「今回はちょっと怒ってしまいました」
「いいのよ、俊が悪いのよ」
「でも、サッカーを観に行きたかったし、また行く約束もしてるのに」
「懲りてないみたいね、琴菜ちゃん、俊のこと振る?」
「私はサッカー部のマネージャーをしたし、部活は楽しかったけど、試合観戦までは興味がわかなくて
中々取れないチケットだから俊は行きたいのは仕方がないと思ってるんです、今回はまあちょっとやらかしたけどもうしないよね?」
「うん、あいつ沢野っていうんだけど一緒にいて楽なんだけど琴菜とは違う楽さというか……男友達みたいな?」
「それは女の子にとってはどうなの?俊くん」
「沢野さんは俊のことが好きだと思うよ」
「琴菜」
「俊はカッコいいもん、天然だけど(笑)」
おっ、琴菜が笑った



