俊は琴菜の腕を掴む
細い……元々細いけど……
「琴菜、何でこんなに痩せて……」
泣いていた琴菜の顔も頬がこけていた
俊は琴菜をゆっくり座らす
「俺のせい?帰らなくなったから?」
「違う!私が悪いの」
「琴菜が悪いわけないじゃん、いつも悪いのは俺の方だし、今回もサッカーを友達と行ったから怒ってるんだろ?」
「サッカーはいいよって言ったじゃん、それについては怒ってない」
「スポーツニュースに出たのは見たのか?」
「たまたま見たよ、その後に倒れた」
「じゃあやっぱり俺が悪い、興奮して沢野に抱きついたのが流れたんだし、友達からも琴菜がいるのにって随分責められたよ」
「それは……ちょっと嫌だった、メールの文章はそのことだった、嫌いなんて嘘だから、ごめんね」
俊は琴菜の涙を手で拭う



