俊くん、優しい、好きになりそう……またパパに頼んでチケット取ってもらおう
彼女ってどんな人なんだろう、私の入る隙間はないのかなー
みんなで話してると淳基からメールが入ってきた
‘琴菜ちゃんと連絡がとれないって栞ちゃんからかかってきた’
「はあ?」
「どした、俊」
「いや、悪い、友達からメールがきただけ、ちょっと電話をしてくる」
みんなと離れる
「あたし、飲み物を買ってくるねー」
沢野は俊の後をそっとついていく
「ねえ、あかりって俊くんの事を好きなのかな?」
「さあな、まあ一緒に出かけるってこと自体嫌いではないだろうけど、俊には彼女がいるしな」
「最近は会ってないんでしょ、私らの食事によく来てるってことは、最初は実家に週末に帰ってたじゃん」
「まあ、確かにな、でも、それだけで、沢野とってことはないと思うけどな
俺だって彼女がいるけどお前らと食事に行くじゃん」
二人のいないところで話は盛り上がっていた
「いやー、でも二人で行っちゃいかんよ、俊は……」



