「いいよ、出て」
俊は着信を見て琴菜から少し離れる
5分程して戻ってきた
「嬉しそうだね」
「来月、サッカーのチケットが取れたって」
「観に行くの?」
「勿論行きたい、楽しみ」
「誰と行くか聞いてもいい?」
「学校の友達、今一緒にグループ組んでるやつ」
「男?」
「ん?女だけど」
「二人で行くの?」
「そこまではまだわかんね、チケットが取れたってかかってきただけだから他にいるかもだし、仕方がないだろ、行きたいんだから」
「いいけど浮気はしないでよね」
「もし、二人で行ったら浮気?」
「二人~、んー悩むけどちゃんと言ってくれたら許すかも」
「サッカーはじゃあ許して、もし、二人でも」
手を合わせてお願いをする
「だからまたはっきりしたら言ってね、最近秘密が多い」
「会わないと言うのを忘れるんだよ」
「メールも減ったし」
「琴菜は口うるさくなったな」
「口うるさくないもん、今でもまだ我慢してるし、全然俊が足りないんだもん」
俊の腕にしがみつく
「俺も会いたいのを我慢してるんだぜ」
「本当に?」
久々に琴菜に笑顔が戻った



