好きだと言ってくれるのに…ヤキモチ妬いちゃう



あっという間に卒業式を迎えた

後輩から花と色紙をもらい、クラスや部活で写真を撮りまくった


俊はみんなから写真を要求され、私は栞ちゃんと門で待つ


「淳基くんもまだ来ないね」

「何気にモテてたからね(笑)

琴菜ちゃん、連絡してね!

キャプテン、あっ癖で……俊くんがいなくても遊ぼうね、転校してきて楽しかったよ、ありがとう」


「栞ちゃん、そんなこと言われたら……ぐすっ」


「もう、さっきから泣いてるでしょ、泣き止んで……」



暫くして二人は門へやってくる

「あっ、ほら二人が来たよ」

琴菜は顔の涙をぬぐう

「お待たせ」

「どこいく?」

「ドーナツでも軽く食う?中途半端な時間だし」

「じゃあ行こう」

「あっという間に卒業だったねー、あたしなんか二年だったから本当に早かった」

「俊はいつお父さんの方へ行くんだ?」

「そうだな、三月の第三週くらいに行って向こうで原付とか、寝具とか買いにいくかな」

「ちゃんと帰ってきてね」

「うん、時々は琴菜も来いよ」

「あれ、琴菜ちゃんしか誘ってくれないんだー」

「別にそういうんじゃないけど向こうの方は遊ぶとこあまりないし」

「こいつらは二人でいれたら場所はどこでもいいんだよ」

「まあな、いいホテルを探しておくな、琴菜」

「そんな目的だけでは行きません!」



四人は店を出て別れる


「琴菜は短大でサークルに入るのか?」

「俊が平日いないから入ろうかなー、俊は?」

「まだ全然考えてない、バイトをするかもなー」

「変な女に騙されないでね」

「お前もな、もう俺がいないんだからホイホイついていくんじゃねーぞ」

「はーい」

「じゃあ、明日な」

「ん」

キスをして別れた