好きだと言ってくれるのに…ヤキモチ妬いちゃう



琴菜はドリンクもタオルも栞に頼み俊とは口をきかなかった

まわりは二人がケンカをしてるのを知ってるので敢えて何も言わずに部活を終えた



栞が門に行くと俊と淳基が待っていた

「琴菜ちゃんは急いで着替えて帰っていったよ」

俊はため息をつく

「早く謝りなさいよ、二人がケンカしてたらこの部活は支障が出るってことは今日でわかったでしょ?」

「栞ちゃん、俊も反省をしてるし話を聞いたら不可抗力だから」


「不可抗力でも、琴菜ちゃんが怒るのは当然でしょ?

あたしだって嫌だよ、淳基くんにキスマークなんてつけられてたら」 


「とりあえず、家に行って謝ってくる、じゃあな」




「か、帰ろうか」

栞は淳基を見た

「何赤くなってんのよ」

「いや、ちょっとさっきの言葉を思い出してた、ヤキモチ妬いてくれるんだなって」

「わからないよ」

「うん?」

「あたしの場合はすぐ別れるっていうかも、琴菜ちゃんは別れないけど……」

「……気をつける」

淳基は背筋に何かが走った