二人は淳基の家へ
「作るから適当に座ってて」
「えー、見たい」
「恥ずかしいよ」
料理を始めた
「三人分てことはお父さんが今日帰ってくるの?」
「うん、10時くらいらしい、軽く食べれるものをって思って」
「優しいね……ねえ、進路のこととか考えてるの?」
「一応国立大行って教育の方を目指してるよ」
「偉いね、あたしなんて今回の期末テストで赤点とっちゃった」
「えっ、何でわからなかったら聞かないの、教えてあげたのに」
「できるかなーって思ったし、中間はなんとか回避してたから」
「回避って危なかったってことだろ?」
「まあギリギリ」
「冬休みの補習に呼ばれなかった?」
「うん、転校してきたから最初は免除してくれた、年明けは赤点とったら補習らしい」
料理を終え2人は食べ始める
「部活に出れなくなるから赤点はやめようよ、俺が教えるから」
「あっ、ありがとう……数学はあと一問できてたら……」
「数学はって他の教科も?」
「英語」
「明日から部活が終わったら勉強ね」
「どこで?」
「図書館は閉まるから栞マネの家で、俺んちにしたらまた帰らないといけないから効率悪いだろ?」
「うち?」
「座れたらいいよ」
「なんか読まれてる?」
「別に……」



