さらに隙間時間でTLを追っていく。
「あ、三阪屋さん、新商品出るんだ……」
【1月17日発売、もっちりあんバターどら焼きの試食でーす】
美味しそうな画像につい顔が綻ぶ。
しかもあの三阪屋さんが美味しそうに頬張っているのを想像してさらに。
「食べたいなー」
「なにが食べたいんだ、伊深ぁ?」
少しだけぽけっと画面を見ていたら上から振ってきた険悪な声に振り返ると、大石課長が口端をピクピク引き攣らせて立っていた。
「……その」
「……業務時間中にいいご身分だな」
「……ハイ、スミマセン」
口先だけであやまり、恐縮した態度を取る。
これも仕事だ、などと言ったところで彼には通じない。
「報告書の書き直しはどうした!?
そもそも、今日の業務は終わったのかーっ!」
「あ、三阪屋さん、新商品出るんだ……」
【1月17日発売、もっちりあんバターどら焼きの試食でーす】
美味しそうな画像につい顔が綻ぶ。
しかもあの三阪屋さんが美味しそうに頬張っているのを想像してさらに。
「食べたいなー」
「なにが食べたいんだ、伊深ぁ?」
少しだけぽけっと画面を見ていたら上から振ってきた険悪な声に振り返ると、大石課長が口端をピクピク引き攣らせて立っていた。
「……その」
「……業務時間中にいいご身分だな」
「……ハイ、スミマセン」
口先だけであやまり、恐縮した態度を取る。
これも仕事だ、などと言ったところで彼には通じない。
「報告書の書き直しはどうした!?
そもそも、今日の業務は終わったのかーっ!」