「名前で呼んだ方が恋人らしいって言っただろ……」
「あっ……」
言われた、けど、滝島さんの名前なんて覚えていない。
「覚えてないのか。
……蒼馬、だって言っただろ」
「ああっ、んんっ、そう、そう、まっ……!」
さらに責められ、半ば悲鳴のように初めてその名を呼んだ。
たったそれだけのことなのに、お腹の奥がキュンと締まる。
「茉理乃、可愛い……」
蒼馬に責め立てられ、ひたすら私の口からは、調子の狂ったレコードのように嬌声が漏れていく。
「茉理乃を完全に、俺のものにしていいか」
一瞬、彼がなにを言っているのか理解できなかった。
そういえば今日、蒼馬はつけていない。
「……して。
蒼馬のものに」
「わかった」
そっと彼の手があたまを撫で、軽く唇が重なる。
「あっ……」
言われた、けど、滝島さんの名前なんて覚えていない。
「覚えてないのか。
……蒼馬、だって言っただろ」
「ああっ、んんっ、そう、そう、まっ……!」
さらに責められ、半ば悲鳴のように初めてその名を呼んだ。
たったそれだけのことなのに、お腹の奥がキュンと締まる。
「茉理乃、可愛い……」
蒼馬に責め立てられ、ひたすら私の口からは、調子の狂ったレコードのように嬌声が漏れていく。
「茉理乃を完全に、俺のものにしていいか」
一瞬、彼がなにを言っているのか理解できなかった。
そういえば今日、蒼馬はつけていない。
「……して。
蒼馬のものに」
「わかった」
そっと彼の手があたまを撫で、軽く唇が重なる。