十キロ、二時間ちょいの道のりはさすがにちょっときつかった。
「皆さん、何歩になりました?」
私の歩数計は一万五千歩を超えていた。
一番少ないミツミさんが一万二千歩ほどで、身長がこれだけ違うとこんなに差が出るんだ。
歩数計の写真や、サガさんのハイヒールの写真を撮らせてもらう。
凄くない!?
結局、十キロをサガさんは平気な顔してハイヒールで歩ききったんだよ!?
「このあと、僕は直帰なんでSMOOTHさんと飲みに行きますけど、皆さんはどうします?」
「あ、私行くー」
「僕もー」
サガさんと三阪屋さんはすぐに手を上げた。
残る私に自然と視線が集まる。
「すみません、私、戻って報告しないといけないので」
悔しい気持ちでいっぱいであたまを下げた。
私だって皆と、飲みに行きたい。
……ミツミさんは置いておいて。
「皆さん、何歩になりました?」
私の歩数計は一万五千歩を超えていた。
一番少ないミツミさんが一万二千歩ほどで、身長がこれだけ違うとこんなに差が出るんだ。
歩数計の写真や、サガさんのハイヒールの写真を撮らせてもらう。
凄くない!?
結局、十キロをサガさんは平気な顔してハイヒールで歩ききったんだよ!?
「このあと、僕は直帰なんでSMOOTHさんと飲みに行きますけど、皆さんはどうします?」
「あ、私行くー」
「僕もー」
サガさんと三阪屋さんはすぐに手を上げた。
残る私に自然と視線が集まる。
「すみません、私、戻って報告しないといけないので」
悔しい気持ちでいっぱいであたまを下げた。
私だって皆と、飲みに行きたい。
……ミツミさんは置いておいて。